写真の森口ミツルです

１月のカレンダー

国立文楽劇場カレンダー　『国姓爺合戦』（桜門の段）錦祥女＝吉田文雀　 撮影＝森口ミツル 大槻能楽堂カレンダー　『屋島』シテ＝大槻文藏　撮影＝森口ミツル 文楽と能の１月のカレンダーです。

平成２１年版カレンダー 文楽 能

平成２１年　国立文楽劇場カレンダー 表紙「七福神宝の入舩」　撮影＝森口ミツル
平成２１年のカレンダーが発売されています。 一年間頑張って撮影いたしました。 どうぞ、よろしくお願いいたします。 国立文楽劇場カレンダー　　　　 サイズ：B４判ヨコ　販売価格：１,２００円（税込） 国立文楽劇場卓上型カレンダー　 サイズ：タテ９.５ｃｍ×ヨコ１８ｃｍ　販売価格：５５０円（税込）
大槻能楽堂カレンダー　 サイズ：タテ７３ｃｍ×ヨコ３９ｃｍ　販売価格：３,１５０円（税込）
平成２１年　大槻能楽堂カレンダー 表紙「猩々」シテ/大槻文藏　撮影＝森口ミツル

師走浪曲名人会

国立文楽劇場が主催する、年二回の浪曲公演のうちの一つが今日の『師走浪曲名人会』だ。 又、同劇場の主催する今年の最後の舞台公演でもある。 記録撮影も、来年の文楽正月公演の舞台稽古を残しているが、本番の撮影は最後となる。 だから、この『師走浪曲名人会』が上演されると、年の瀬をひしひしと実感するのである。 毎年、この公演は大入り満員で会場は熱気にあふれている。 これまでは浪曲を観る機会がなかったが、公演記録の撮影をし始めて、すっかり浪曲の虜になってしまった。 最近では、若い浪曲師の活躍もあり、会場にも若い人の姿を多く見かけるようになった。 午後5時前、今年の国立文楽劇場の本公演での撮影が無事終わった。

御堂筋のイチョウ

『御堂筋のイチョウ』　３日午後１時１５分 撮影カメラ＝Canon EOS-1D Mark3
先日、大阪城のイチョウを撮影したが、あと一カ所撮影しておきたい場所があった。 『大阪・イチョウ』と云ったら、大阪市の中心部を南北（難波〜梅田）に縦断する国道である『御堂筋』だ。 全長４,０２７メートル、幅４３,６メートル全６車線の幹線道路で、日本の道１００選のひとつでもある。 その全長にイチョウ並木がつづき、季節によっていろいろな顔をみせる。 みどりのイチョウ並木も綺麗だが、真っ黄色に色づいた秋のイチョウ並木は格別だ。 御堂筋を囲むビルの関係で、お昼時の数時間だけ太陽が照りつける。 数分歩いたところで、緑地帯に植えられた立派なイチョウに出会った。 御堂筋を走る車のスピード感と、どっしり構える大イチョウを撮りたかったが、シャッタースピードに限界があり、NDフィルターを持って来れば良かったと反省。上の写真が仕上がりの一枚。 下の写真は、イチョウより車がメインになりすぎでNG。 イチョウシリーズの撮影が終わった。
『御堂筋のイチョウ』では、車がメインになりすぎた。NG

イチョウと大阪城 本番撮影

イチョウと大阪城　１日午後１２時５０分 撮影カメラ＝Canon EOS-1D Mark3（写真をクリックで少し大きくなります）
昨日、イチョウと大阪城をiphoneで撮影した。 きょうは朝から天気が良かったので、時間帯を決定して昨日と同じ場所で撮影することにした。 風景写真はあまり撮らないが、イチョウと大阪城のコントラストが綺麗だったので一眼レフのカメラで撮っておくことにした。 下の写真は特にイチョウを強調したかったので、大阪城は申し訳程度だが入れてある。 テーマは『イチョウと大阪城』なので（苦
イチョウと大阪城（大阪城が小さくですが写っています）　１日午前１１時５４分 撮影カメラ＝Canon EOS-1D Mark3（写真をクリックで少し大きくなります）

俳優-森田直幸-１７歳

俳優-森田直幸　１１日午後６時３０分
撮影カメラ＝Canon EOS-1Ds Mark3


森田直幸さんの撮影。前回の撮影は３月だったので、７ヶ月ぶりだ。
１７歳。高校２年生である。
学校から直接撮影に来たので、制服姿であった。
最近は、マネージャーさん同行でなく一人で撮影に来てくれるので、撮影者側としては制約なしに思い切り撮れるので楽しんで撮影させてもらっている。

俳優-森田直幸さんは、１９９１年７月生まれで現在１７歳だ。
NHKの連続テレビ小説では「ちりとてちん」の徒然亭草々（少年時代）役や「芋たこなんきん」の野村カンジ役や「風のハルカ」の木内智也など多くの連続テレビ小説に出演されている。
２００６年に日本テレビでの「女王の教室スペシャルエピソード２〜悪魔降臨〜」の宮内英二役はすごく印象に残っている。
また「酒井家のしあわせ」や「転校生」「大阪ハムレット」の映画では主演俳優である。

今回の撮影も、３回衣裳変えしてもらった。
毎回撮影の度にカッコ良くなっている。
きょうは、顎に出来たニキビを気にしていたが、修正で直せることを知って喜んでいた。
高校生らしい可愛さだ。

学校の勉強も頑張って、ますます素敵な俳優さんになって欲しいと思う。

東西名流舞踊鑑賞会

『東西名流舞踊鑑賞会』１１日午後１２時５０分　国立文楽劇場にて 撮影カメラ＝iphone
国立文楽劇場で『東西名流舞踊鑑賞会』が開催された。 二回公演で、第一部は午後一時開演。引き続き午後五時から第二部の開演。 日本舞踊の第一線で活躍している豪華な顔ぶれだけあって客席は満員のお客さんで、舞妓さんのすがたも見うけられた。 第一部の出演者は 市山松扇・吉村輝章・花柳寿美・山村若禄次・井上八千代 第二部の出演者は 山村若・尾上菊見・藤間勘吉郎・若柳壽延・楳茂都梅咲・藤間紫・藤間勘世

二十四の瞳

『二十四の瞳』舞台稽古　３日、午後８時３５分 撮影カメラ＝Canon EOS-1Ds Mark3
子役と大人の俳優さんが所属している劇団の公演が、一年に一度上演される。 小さな子供は幼稚園児で、年配者は７０歳を過ぎている。そんな子供と大人の俳優さんの合同公演である。 きょうがその舞台稽古であった。今年の舞台は名作、壺井栄の『二十四の瞳』で、小豆島を舞台に就任したばかりの若い女先生と、１２人の児童のふれあいを描いている。 舞台稽古は２時４５分から始まった。全て本番通りに進行していく。みんな真剣そのものだ。 １２名の生徒が場面展開と共に成長していく。そこは子役さんがたくさん所属しているので人材が豊富だ。 この『二十四の瞳』は十回程撮影しているが、毎回必ず、笑わせもらったり泣かせてもらう。 何よりも、子役と大人の俳優さんが同じ舞台で真剣にお芝居に取り組んでいるのがほほえましいのと感動を大きくしてくれるのだろう。 明日、明後日が本番である。

表紙撮影

大阪に『ビー・グラッド』と言うプロダクションがある。 主にMCや声優さんがいるプロダクションで、２００１年に設立された新しい会社である。 このプロダクションとは設立当初から、全員の宣材写真を撮影させてもらっている。 新しいプロダクションだけあって、伝統に縛られることが無く皆それぞれ楽しいキャラクターの持ち主が所属している。 写真撮影に関しても一切制約が無く、私の思うまま自由に撮影させてもらえる。 他にも、このプロダクションの撮影の楽しみとして、宣材写真のブックの表紙撮影がある。スケジュールを調整してほぼ全員で集合写真を撮るのだ。 昨年の表紙写真は、『国際陸上』が大阪であったこともあり、マラソンコースの大阪城の同じ場所で撮影した。 マラソンで駆ける人と、応援・声援する人が同じ人物で、一粒で二度美味しい発想だ。 撮影は2回に分けて、まずマラソンランナー役で撮影。次に私服に着替え、応援する人役でランナーが駆けているであろう方向を向いて声援する。 後は合成して完成。下の写真が昨年の『マラソンランナーと応援団』編だ。

昨年の表紙『マラソンランナーと応援団』編
さて、今年の表紙は何をするか最後まで悩んだ。 つい先日『桂春菜』を魚眼レンズで撮影したのが面白かったので、同じ発想だが面白い顔を沢山並べたかったので決めた。（きょうは雨だったのでロケでなくホッと！） 撮影では、「なるべくぶさいくに写って下さい」とだけ言って、あとの表情はお任せにした。 三脚に魚眼レンズを付けたカメラを据え置き、タレントがカメラに向かって『ぶさいく顔』をつくる。 リモートライブビュー撮影でモニターを見ながらPC側でシャッターを切る。 一人ずつの撮影で大変だったが、わいわい言いながら楽しくしかも早く終えた。 今年も、楽しくて面白い表紙が出来上がることだろう。 明日から二日間、今度は真剣顔で宣材用の写真撮影が始まる。 無理矢理『ぶさいく顔』編に協力して頂いたタレントさんには深くお詫びいたします。
クロマキー用の布を巻いて、魚眼レンズに『ぶさいく顔』をつくる（２９日、午前１１時） 撮影カメラ＝iphone

落語家『桂春菜』と猫『千代』

落語家『桂春菜』が宣材写真を撮りにやって来たのは、１１年前頃で２０才を過ぎた時だった。
私は落語が好きで、特に『桂雀三郎』の大ファンであった。勿論髪の毛がふさふさの頃からだ（雀さんゴメンナサイ！）。 今も開催されているが、地域寄席が始まった頃の『田辺寄席』にはよく通ったものだ。 そんなこともあって『桂雀三郎』の公演のチラシを撮影することになった。 『桂雀三郎』の初めての独演会から数年担当させてもらった。 最近は、落語以外に歌手として（『ヨーデル食べ放題』）も活躍されている。
初めての『雀三郎ひとり会』のチラシ（写真左）、第８回頃からは着物姿だけでなく楽しいチラシも（写真右）
落語家『桂春菜』と初めてあった時、これまでの落語家さんにはない、新鮮な印象であったのを強烈に覚えている。 また『桂春菜』の初めての独演会のチラシ・プログラムも担当することになった。 来年８月３０日には、実父『桂春蝶』の名を襲名する。３代目『桂春蝶』の誕生が待ち遠しい。
きょうは、愛猫の『千代（ロシアンブルー）』を連れて撮影にやって来た。１１月に『桂春菜』として最後の独演会用の撮影だ。 動物が好きで、独演会のチラシも、通りすがりの猫や私の犬『COCO（ブルテリア）』と一緒に撮影したものなどを使ったこともある。
『Haruna Fair』ｖol.1は通りすがりの猫と（写真左）、vol.2はCOCO（ブルテリア）と一緒に（写真右） 今回は愛猫との競演である。楽しいチラシが出来上がるといいのだが。 チラシの写真は下の写真以外のものを使う予定なので、お楽しみに！！
愛猫の『千代』と落語家『桂春菜』（２５日午後５時） 撮影カメラ＝Canon EOS-1Ds Mark3