本日の撮影は、レコードレーベルの複写。
明治時代の浄瑠璃で「お俊傳兵衛」太夫/二世 竹本津太夫や、
大正・昭和初期の、二世 豊竹古靫太夫(のちの山城少掾)等の浄瑠璃の珍しいレコードだった。
二年前に、二世 豊竹古靫太夫(のちの山城少掾)のCD
復元 幻の「長時間レコード」が発売された時にも、レコードレーベルと再生用アダプターを撮影した。
この、長時間レコードは、線速度一定方式により録音された音盤で、片面に10分ほど収録され特殊なアダプターを用いて再生するため、その再生が難しく幻のレコードといわれてきた。
それが、CDで甦り聞くことが出来ると言うのは本当にすごいことだ。
音の方も、大正・昭和初期に録音したとは思えない程きれいに残っていた。
古き時代の書物や、芸術に出会えることもカメラマン冥利に尽きる。
復元 幻の「長時間レコード」 ー山城少掾 大正・昭和の文楽を聞くーCD(発行/株式会社紀伊國屋書店) 撮影カメラ=Canon EOS-1Ds Mark2
復元 幻の「長時間レコード」 ー山城少掾 大正・昭和の文楽を聞くーCD(発行/株式会社紀伊國屋書店) 撮影カメラ=Canon EOS-1Ds Mark2
はじめまして、いつも美しい写真と共に楽しい日記を拝見しています。
このCD、とっても興味がありますが高価ですねぇ・・・手が出ません・・・トホホ
投稿情報: fumi | 2008年9 月 6日 (土曜日) 午前 12時31分
fumiさま
はじめまして、ありがとうございます。
原盤を特殊アダプターを使って、二世 豊竹古靫太夫を聞かせてもらった時は、すごく感動いたしました。
iphoneに入れて、朝の散歩でも聞いています。(とても贅沢です!)
値段が安くなれば言うことないのですがネ。
投稿情報: 森口ミツル | 2008年9 月 6日 (土曜日) 午前 06時12分