15日、午後2時から大槻能楽堂で『大槻文藏の会』が開催された。 大槻文藏師、藤田六郎兵衛師、幸清次郎師による一調一管(打楽器奏者と笛奏者と謡手で能の一部分を演奏)『芭蕉』で始まり、宝生閑師、三島元太郎師の一調『土蜘』、続いて浅見真州師による仕舞『玉之段』。 野村万作師、野村万斎師の夫婦の情愛をしっとり見せる笑いのない珍しい狂言『川上』が上演された。 第14回を迎えた大槻文藏の会の能は『烏帽子折』。源義経の少年時代の話で、この能は子方が大活躍する。 子方の卒業曲と云われるだけあって大役である。子方は、赤松裕一君。 後半の盗賊集団の戦闘場面では、激しい立ち回りを演じる。斬られた盗賊の仏倒れでは場内から歓声があがる程の見応えのある舞台だった。 ラストは、後シテの盗賊・熊坂長範を演じる大槻文藏先生が、牛若丸に揚幕の前で斬られて倒れるシーンもあった。
『仏倒れ』直立不動のまま、後ろ向きに床に向かって倒れる
仏倒れ・・・凄いですね、一般人なら完全に怪我しますね
昨日、文楽劇場でカレンダー(卓上ですが)を手に入れました。
どの月も名場面で大満足です、そこで一つ提案なんですが、大夫さん三味線さんも出てくるようなカレンダーがあったらなぁと、普段見られない、稽古風景とか、楽屋での一コマ、盆回しの場面など、そんなの無いんでしょうか、一つ買うところを二つにする人も出てくるような気がしますが・・・
投稿情報: fumi | 2008年11 月17日 (月曜日) 午後 12時36分
fumiさん
こんばんは
仏倒れ すごいでしょ!「烏帽子折」の後では、この仏倒れが何回もあるんですヨ。能楽堂にバタバタとすごく響くんです。迫力満点のチャンバラで結構楽しい能でした。
カレンダーありがとうございます。
ご提案の件面白そうですネ
冒険をしたい気持ちはあるのですが。カレンダーとなると難しいですネ。
投稿情報: 森口ミツル | 2008年11 月17日 (月曜日) 午後 01時53分
私は今年、初めて手に入れましたが、去年観た場面が出てくるので、とても良いと思いますよ、これからも続けていくべき定番商品です。
その他バージョンの要望については、今度、劇場に投書でもしてみましょう、管轄が劇場かどうかは分かりませんが、お客の要望として、どこかへ繋がると思って。
投稿情報: fumi | 2008年11 月17日 (月曜日) 午後 02時07分
後ろ向きに床に向かって倒れる~
おぉぉ~~ プロとは云え!緊迫の一瞬ですネ!
ゴンパパは、来月は上田能楽堂へ、「俊寛」観に行くそうです♪
わたしも来年あたりは、ゴンりん、留守番さして、観たいです~
投稿情報: ゴンりんママ | 2008年11 月18日 (火曜日) 午前 04時50分
ゴンりんママ
仏倒れ何度か観ましたが、今回は5〜6人が続けてあったのですごかったです!
ゴンパパ「俊寛」観にいかれるんですネ
6月に野村四郎先生の「俊寛」を撮影させてもらいました。
すごく感動しました。後シテの最後のシーンは脇から撮影ました。
野村四郎先生にお褒めの手紙を頂いたんですヨ
感動した分が写真にも伝わって嬉しかったです。
「俊寛」は脇正面がいいかもネ!!
投稿情報: 森口ミツル | 2008年11 月18日 (火曜日) 午後 02時21分