関西の劇団「関西芸術座」のスタジオ公演が、明日から本番を迎える。
今日はそのゲネプロの撮影だった。
関西芸術座は1957年創立の、老舗劇団である。
数多くの有名俳優が所属し、青少年対象の学校公演をはじめ、「全国演劇鑑賞会」「全国こどもおやこ劇場」などの舞台も上演している。
今回の公演は、作/ブライアン・クラーク、訳・演出/亀井賢二による『クレア・ハリソンの生命』。
交通事故で、首から下が完全に麻痺した女流彫刻家を、梅田千絵が好演。ベッドに横たわったままで、首から上だけの演技が素晴らしかった。
他に、ベテラン俳優陣の河東けい・松寺千恵美・角田裕、神宇知薫・田中恵理などが出演。
尊厳死をテーマにした、生きることを考えさせられる舞台だった。
公演は、12月1日(火)から6日(日)まで、関西芸術座スタジオ。
「クレア・ハリソンの生命」
写真左より デイヴィッド・スコット(修練医)=槻田哲也
クレア・ハリソン=梅田千絵
写真左より ミルハウス判事=河東けい クレア・ハリソン=梅田千絵
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