能の中で「仏倒れ」と言うのがある。立ち回りの場などで、斬られたツレが倒れる型のことだ。 その倒れ方は、まるで仏像が倒れる様に、体をまっすぐ伸ばしたまま仰向きに倒れるので「仏倒れ」と言う。 本日、上演された「正尊(しょうぞん)」や、以前紹介した「烏帽子折り(えぼしおり)」などに見られる。 すごい勢いで倒れるので、場内からは歓声が湧き上がる。 怨霊が出る能とは違って、劇的でショウ的な能なので、また違った楽しみがある。 「正尊」の仏倒れの場 4日午後5時、大槻能楽堂で
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