トイカメラの描写でもなく、クラシックレンズの描写でもない。
今のデジタルカメラのびしっとした描写から比べたら『これって、ピンぼけじゃない』ときっと言われてしまう。
そんな描写で仕上がるカメラが『ベス単カメラ』である。
このカメラの存在は、瀬戸内海の写真家、植田正治の作品等で知ってはいたが、特に使ってみたいとは思ってもみなかった。
大正年間に180万台も作られた、ロールフィルムを使うポケットカメラだ。
それを、あえて使ってみたい衝動にかられたのは、あまりにも綺麗に描写してしまう、今のデジタルカメラの写りへの反発かもしれない。
米国のオークションで88ドルで入札した『Kodak Vest Pocket Camera(ベス単)』が、成田空港の通関審査を通過してやっと届いた。
いよいよ、デジタルカメラで使える様に作業開始。いわゆる『ベス単フード外し』と言うやつだ。
リングナットが予想以上に堅くてレンズを外すのに苦労した。蛇腹をハサミで切りとって、何とか外すことが出来た。
果たして、どんな描写で仕上がるのだろう。
明日、テスト撮影をしてみよう。
先生こんな物までw! でも、雰囲気ありますね。
インテリアとしてもGOODでは? 写りも期待してます!
投稿情報: ipad1001 | 2011年2 月 1日 (火曜日) 午後 08時21分
前回は、1ドルで競り負けしたので、今回は十分に注意をして落札しました。本日のテストではなかなかのものでした。明日の試し撮りが楽しみですw。場所が決定していて、本来はこのレンズの選択ではないのですが、早く撮りたいので、無理矢理試し撮り機に決めました。また、見てやって下さいネ。
投稿情報: 森口ミツル | 2011年2 月 1日 (火曜日) 午後 08時35分