初めてMacのコンピュータを使ったのが、1989年に発売された『Macintosh SE/30』である。デザインがとても可愛らしく、当時ではハイエンドマシンと同等の処理能力を有していた。 この後に『Macintosh Color Classic』へと繋がれていくのだが、現在この2台とも所有している。
1台は事務所の隅で遠慮がちに、たまに起動してはコンピュータであることを主張し続けている。 そしてあと1台はデスク上の30インチモニターの横で、まだまだ頑張れると毎日起動している。 ただし、中身は全て排出して、現代を代表するiPadに心機一転している。
中身を全て取ってしまい、糸鋸、ニッパ、研磨機を駆使して悪戦苦闘のあげく仕上がったのが『Macintosh SE/30+iPad』である。 未完成だったホーム画面に戻るボタンは、2月の中旬に発売されたエレコムのワイヤレスキーボードが「ホームキー」を装備していて解決した。 これでやっと完成の運びとなったので、お披露目である。 過去の名機が、時代を超えて現代の代表されるマシーンと一体化され蘇った。
Macintosh SE/30+iPad 中身
突起を研磨してiPadのレールを付ける
事務所の隅で起動する Macintosh Color Classic 2
机の上には、数種類のメモ帳が置かれている。マウスパッドがメモ帳になったものまでもある。 それだけ多くメモを取るのだが、メモの多くは電話の用件で、一日に多い時には40件以上の時間を決定する様な大切な用件もある。受話器で聞き取りながら殴り書きのメモなので、後で読めなかったりすることもたたある。 一時はiPoneの自動録音アプリ「Night Recorder」を起動したままにして、メモと録音をしていたが、携帯電話が使えないので止めた。 そんな、使い方としてピッタリなアプリがiPadに登場した。 『AudioNote』である。 メモをとりながら録音も出来てしまうのだ。そして、手書きが出来ることが第一条件なので、まさにうってつけである。 メモと録音が同期されていているので、メモを取った箇所をタップすると、その箇所の録音を聞くことが出来る。 メモは、テキストファイルと音声ファイルとしてメール送信が出来、またネットワークを選択して、表示されるURLを入力してPCに取り込むことが出来る。
机の上が、少しはすっきりした。
iPadを使い始めて、今、最高に楽しいアプリが『Bento for iPad』である。PCでのデータベースはFileMakerを愛用しているので、iPadでもデータベースのアプリを導入したかった。 『Bento for iPad』は、同じFileMakerから出ているので、すぐに使うことが出来た。 また、PC側にも評価版の『Bento 3』をインストールして、iPadとの同期のテストをしてみた。 セットアップも簡単で、Wi-Fiを利用してワンタップで同期がとれることが分かったので、評価版からライセンスを取得することにした。 付属のデータベーステンプレートも25種類と豊富だが、ここはオリジナルで作成する方が使い勝手がいい。 兎に角、今一番楽しんでいるiPadアプリの一号である。
午前6時45分に、心斎橋のAppleストアに到着した。予約ありの列はすでに100名を超えていた。反対側には予約なしの列が、その倍以上に長い列が出来ていた。 午前8時、大きな歓声と拍手の中、いよいよ待ちに待ったiPadが発売開始された。
iPadが手に入ったのは、列に並んでから4時間近く経っていた(予約あり)。 手に持った感覚は、いつもiPhoneを片手で操作しているかせいか少し重さを感じた。 画面はISP液晶を採用しているので、斜めの角度からも見やすい。 調度iPhoneが4個分位の巨大なiPhoneみたいだ。 操作はほとんどiPhoneと一緒である。ただ、iPhonと共有出来るアプリは、画面上で2倍に拡大するだけなので見づらく、やはりiPad専用のアプリが必要になってくる。
待ちに待ったiPad、さて、どんな使い方をしようか思案中である。
iPadの引き渡しを待つ心斎橋Appleストア 28日午前10時頃 待ちに待ったiPadをやっとゲット
こんにちは!写真の森口ミツルです。主に舞台写真とポートレートを撮影しています。
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