「仏教と仮面の芸能」開演前の国立文楽劇場 13日午後2時45分
撮影カメラ=iphone
大阪・国立文楽劇場で13日午後3時から『仏教と仮面の芸能』が開催さた。国立文楽劇場の特別企画公演で、今回が13回目となる。
二部構成で、それぞれの最初は天台宗総本山比叡山延暦寺の「天台声明」から始まり、第一部は和歌山県伊都郡かつらぎ町の幻の教化劇『花園の仏の舞(はなぞののほとけのまい)』。第二部が京都市中京区から壬生台念佛狂言の『賽の河原(さいのかわら)』。
『花園の仏の舞』は、龍女成仏をテーマに繰り広げられる劇中に仏の舞が組み込まれており、形態、主題ともに他に類を見ない教化劇。
『賽の河原』は、前世で大悪人であった餓鬼が閻魔庁での裁きをうけ、鬼たちに責められ、最後は地蔵菩薩に救済される壬生狂言特有の演目。
ありがたいお経と共に舞台が終演した。
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