大活躍したチョロQ 撮影カメラ=iphone 赤ちゃんの撮影二日目のきょう、撮影時間帯にどうしても笑ってくれない2歳児がいた。 どんなにご機嫌をとっても、全てのおもちゃを見せても、硬く閉ざされた口を開くことはなかった。 プロダクションの撮影スケジュールが組まれているので、次の赤ちゃんの撮影が始まった。 2歳児には、しばらく待機してもらうこととなった。 撮影は次々と進行して行く。 途中、様子を見に行くが、ご機嫌は相変わらずであった。 数時間が過ぎて、スタジオにやって来たのは、2歳児を連れたお兄ちゃんだった。 この日の撮影には、プロダクション所属のこの2歳児と、母親そして6歳位のお兄ちゃんの三人でやって来た。 母親の顔を見ると、どうしても甘えるのでお兄ちゃんが一人で連れて来たのだ。 しかし、撮影は出来なかった。それから、この2歳児が車が大好きと、お兄ちゃんから聞き出した。 そこで活躍してくれたおもちゃは、以前、不要品回収をお願いした時にもらった「チョロQ」だ。 しばらく、チョロQで遊んだ。 そして、笑った。笑ってくれた! 粗品で貰って机の奥で眠っていたチョロQが、2歳児と私の心を結びつけてくれた。 おそらく、きょうの撮影で一番の素敵な笑顔だったかもしれない。 撮影を終えると、スタジオの外で待つ母親の姿があった。
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