今年最後の上演を待つ場内 20日午後1時50分 大槻能楽堂で 撮影カメラ=iphone
2008年最後の大槻能楽堂自主公演能が、本日20日上演された。 最終公演は『夢浮橋』シテ/梅若六郎先生。 瀬戸内寂聴さんの「源氏物語」宇治川十帖を典拠として書いた短編『髪』を原作として、作者本人が台本を手がけた新作能。 今年最後の公演とあって、会場は超満員で熱気にあふれていた。 能の上演前に、作者の瀬戸内寂聴さんの『源氏物語の愛』と言う話があった。 この新作能は、観世流と金剛流の共演で金剛流からは金剛永謹家元が出演。 普段は異なった流派が同じ舞台に上がることは滅多にないので、珍しい舞台であった。 これで、能の撮影も今年最後となった。 平成21年の大槻能楽堂自主公演能は、1月3日の「新春能」から始まる。
新作能~☆ いいですね!
宇治川十帖を典拠は。。どういった感じになったんですか?
今年もCOCOパパさん、ご苦労様♪♪
投稿情報: ゴンりんママ | 2008年12 月22日 (月曜日) 午後 03時16分
ごんリンママ
今回の新作では、地謡は地謡の定位置ではなく、鏡板の前に座るんですヨ。シテが二人で、観世流と金剛流の共演でした。そして、ツレには金剛流の家元と、なんとも豪華な顔ぶれでした。
今年最後の能で、声明もあり、とてもありがたく堪能しました。
投稿情報: 森口ミツル | 2008年12 月23日 (火曜日) 午前 05時35分