『絵看板』の撮影中 9日午前10時30分、大阪市北区の専用倉庫で
国立文楽劇場の一階ロビーには、文楽公演の時に『芝居絵』が飾られてある。 公演の演目が描かれている『絵看板』である。『絵看板』を描いたのは、4代目長谷川貞信。 長谷川家は代々が役者絵師として活躍している。 国立文楽劇場には、公演ごとに描き続けた『絵看板』が軸にして300近くあり、大阪市北区の専用の倉庫に保管されている。 きょうは、その『絵看板』の記録撮影だった。 『絵看板』を保管している倉庫に入るには、ICカードで数回扉を開けて入って行く。そんな所に厳重に保管されている。 二年ごとに数十点撮影するのだが、巻かれている軸を一枚一枚慎重に撮影用のボードに吊して、撮影が終われば又巻く作業はとても大変である。しかし、間近で『芝居絵』を見ることが出来きるので光栄である。 一枚の大きさは縦150cm横174cmで、近くで見るとかなり大きい。 一階ロビーに飾られているのは、午前の部と午後の部の二枚で一対になっている。 文楽の『絵看板』を描き続けられた4代目長谷川貞信さんは、平成9年5月に死去された。 現在は、ご長女の5代目長谷川貞信さんが後を継ぎ、文楽の『絵看板』を描いてる。 次回文楽公演の時は、是非『絵看板』もご覧頂きたく思います。
劇場に入ったとたんに目に入るのが「絵看板」です。
そのように出来上がっているとは知りませんでした。
いつも楽しみにしてるんですよ、あぁ、今から文楽の世界だぁ・・・と、その時から、もう観劇が始まってるんです。
記念にデジカメで撮影している人も多いですよ(私もですが)、毎回、注目の的ですよ
投稿情報: fumi | 2009年2 月10日 (火曜日) 午後 01時43分
fumiさん
今晩は、雨がすごいです。
きょうの『絵看板』の後処理を全て終えて帰りました。
先ほどまで絵を見続けていて、目をつむっていても出てきます(笑
5代目の『絵看板』は女性の優しさが加わった様に感じました。
人形の表情が4代目より柔らかく描かれているみたい。
写真でも舞台用の絵看板を撮りますが、やっぱり絵がいいですネ!
最近の写真絵看板を撮ったのは、『かしまし娘』の3人のでした。
投稿情報: 森口ミツル | 2009年2 月10日 (火曜日) 午後 03時28分
厳重な保管~ 伝統はこうして守られてるのですね~
174センチもある絵は壮観~☆☆ で。迫力~が有るでしようね!
感動~するだろうなぁ~~
投稿情報: ゴンりんママ | 2009年2 月10日 (火曜日) 午後 04時57分
ゴンりんママ
腰はいかがですか?
間近に見る絵看板は、それはすごく迫力がありましたヨ
能では見かけませんネ
投稿情報: 森口ミツル | 2009年2 月11日 (水曜日) 午前 09時06分