梅原猛「恋の乗り移り」講演 28日午後2時10分、大槻能楽堂で
大槻能楽堂自主公演能、哲学者の『梅原猛 能を観る』の企画公演が2月最後の28日午後2時より上演された。 前回と同様に、能の上演前には梅原猛の講演があった。 今回の能『卒都婆小町』に関して、小野小町の『恋の乗り移り』と言うお話であった。 その後、能が上演された。 シテは、観世流二十六世宗家観世清和。 小野小町にちなむ能は、きょうの『卒都婆小町』の他に『通小町』『関寺小町』『鸚鵡小町』『草紙洗小町』などがある。 『卒都婆小町』は、いわゆる老女物の中でも狂女物的な曲である。 百歳の乞食婆(シテ)が卒都婆に腰をかけているのを僧(ワキ)からとがめられるところから物語は始まる。 シテ『我も賤(いや)しき埋木(うもれぎ)なれども。心の花のまだ有れば。手向になどかならざらん。』 ワキツレ 堤婆(だいば)が悪も シテ 観音(かんのん)の慈悲(じひ) ワキ 槃特(はんどく)が愚痴(ぐち)も シテ 文殊(もんじゅ)の智慧(ちえ) ワキツレ 悪と云ふも シテ 善なり ワキ 煩悩(ぼんのう)と云ふも シテ 菩提(ぼだい)なり ワキツレ 菩提もと シテ 植木(うえき)にあらず ワキ 明鏡(みょうきょう)また シテ 台(うてな)になし (「卒都婆小町」より) 問答が続く・・・・・。 この後、小野小町と名のった老女は物狂いの舞を納めて 『花を佛に手向けつゝ。 悟りの道に入らうよ。/\。』と物語は終わる。 1時間30分の、見応えのある素晴らしい舞台だった。 シテ 観世流二十六世宗家観世清和。 橋掛かりをゆっくりと帰って行く。 場内は、今観終わった舞台の余韻をたっぷりと味わうかのように、揚げ幕の直前まで拍手が無く、 やがて揚げ幕が上がると同時に、割れんばかりの拍手が沸きおこった。 (敬称略)
まもなく岡山。 朝には高知の安芸です。 真弓さんの新ユニフォーム姿とって来ます。 家元は森口さんのペアーだけでしたか??月曜日に帰ってきます。 328がないので、テレコン3つ持ってきました。
投稿情報: h | 2009年3 月 1日 (日曜日) 午後 05時03分
安芸は暖かいでしょうネ。大阪も今朝はいい天気です。
家元の初演「卒都婆」良かったです。
静からの1mm単位で動く表現には息をのみました。
私も顔撮影の時に必ず言うのが「1mm単位で表現して」なので、
家元の動きにはさらに感動しました。本当に最高でした!
きのうは、講演ねらいでY社が少しだけ消音なしでバシャバシャ撮って帰って行ってましたヨ。
切符がすでに完売でも、来るお客さんがいて、補助椅子も一杯でやっぱりすごかったです。
投稿情報: 森口ミツル | 2009年3 月 2日 (月曜日) 午前 01時32分
初演「卒都婆」はいいでしょうね~~☆
昨日、1日は、急に(いつももことですが^^;
ゴンパパは、前日、車のETC付けたのを試してみたく。
「大阪城公園の梅が見たい~~」と。 (笑)
また、水曜日にブログで上げます~
お声かけたかったンですが。せっかくのCOCOちゃんとのデートかな?と~^^
投稿情報: ゴンりんママ | 2009年3 月 3日 (火曜日) 午前 01時24分
ゴンりんママ
梅いかがでしたか。
きのうは一日中スタジオで缶詰でした。
早く終わったら難波の宮に行くつもりで、社長も事務所にスタンバイしていましたが、終わったら7時近くになっていて、どこにも行けずで〜す!
投稿情報: 森口ミツル | 2009年3 月 3日 (火曜日) 午前 02時20分