大槻能楽堂の企画公演である、哲学者の梅原猛「能を観る」のシリーズも、今回を入れてあと4回となった。 きょうの第12回目の能は『邯鄲』。 シテの廬生(齊藤信隆)が邯鄲の里の宿で、不思議な枕で寝ていると、皇帝になったと迎えの使者が来る。やがて、廬生は栄華を極め、瞬く間に五十年の歳月が過ぎた。しかし、本当は夢の中の出来事であった。 人生もまた、夢の夢の夢であるといった話である。 次回の梅原猛「能を観る」は、来年の1月30日で、能「恋重荷」シテ/大槻文藏。(敬称略)
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