文楽の初春公演も無事終わって、ほっとしている。
初春らしく、お目出度い出し物が多かったので、明るい気分で撮影が出来た。
心地よい三味線の音に合わせて、知らずして調子を取っていたりもする。
撮影は、午前の部と午後の部を一日で撮影するので、スタンバイ時間から数えると、十時間以上にも及ぶ。
中日を過ぎてからは、人形と小道具の、かなりハードな記録撮影もある。
そんな、まだ少し疲れが残っている時に、嬉しい郵便物があった。
封筒の中身は、初春公演の『大入り袋』だった。
この大入り袋は、お客さんが大入りの時に、関係者にねぎらいと祝儀を兼ねて出すお金を入れた袋である。
お金と言っても、だいたい5円が相場である。(ご縁が有るように)
金額がどうのこうのではなく、この公演が多くの人に観て頂けたことの証であるので、少しでも関わっている者としては『大入り袋』が出ると本当に嬉しい。
残っていた疲れが、これでやっととれた。
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