大槻能楽堂の自主公演能で、哲学者、梅原猛「能を観る」シリーズの第14回目(全15回)が、27日(土)午後2時から、大槻能楽堂で上演された。
今回は、観世流家元、観世清和先生による「山姥」だった。
上演前の梅原猛先生のお話は、梅原先生のお体の都合にて急遽、大阪大学文学研究科教授の天野文雄先生に変更になった。
「山姥」は、能の中でも難しい曲とされている。きょうは、「雪月花之舞(せつげっかのまい)」の小書きが付けられ、中之舞が挿入され、より優美な舞を観ることが出来た。
謡も心にしみ、家元の魅力をたっぷりと味わうことが出来た。
写真は「山姥」の杖(葉附鹿背杖)
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