大槻能楽堂の夏の風物詩になっている『ろうそく能』が、梅雨明けした8日の夜、開催された。
午後6時55分、場内の照明が消され、能舞台の周りに設置された14本の蝋燭に火が灯された。
蝋燭だけの照明の中で梅若玄祥先生による『藤戸』が上演された。
普段とは違ったよりいっそう幻想的な雰囲気に、800年前にタイムスリップした思いで舞台を鑑賞。
思わぬ節電の公演となった。
この『ろうそく能』は、9月2日にあと一回開催される。
詳しくは大槻能楽堂HP
ろうそく能『藤戸』シテ/梅若玄祥、8日午後8時43分大槻能楽堂で
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