本日、大槻能楽堂で観世流シテ方の大槻文藏先生の『大槻文藏の会』が開催された。
今年で17回目を迎えるこの会は、毎回豪華な顔ぶれが出演している。
今回は、観世流宗家の観世清和先生がゲストで『石橋』の親獅子を演じた。
そして同じくシテの子獅子を赤松裕一くんが初挑戦。
赤松裕一くんは、ブログにもたびたび登場してもらっているように、2歳8ヶ月から子方として活躍。現在では、子方を卒業して能楽師の修業を積んでいる。
能面が付けられるのが、あと数年と言うことで今回は覆面姿だった。
舞台では白の親獅子役の観世清和先生と、赤の子獅子役の赤松裕一くんの息もピッタリで、勇壮な獅子が舞台を舞つた。
赤松裕一くんは、観世流宗家との共演の大役を見事演じきった。
大槻文藏先生は、藁ぶき屋根の珍しい作り物の演出で『邯鄲』を披露された。
『石橋』子獅子/赤松裕一
1日午後5時38分、大槻能楽堂で(写真はモザイク加工しています)
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