１５日午後１時頃、大阪市中央区千日前の大阪プロレスのリングで、落語家の桂春蝶と狂言師の茂山逸平が、決闘。
とは言っても、二人会公演用の写真撮影でのことである。
大阪市の千日前にある「大阪プロレス」。
生まれて初めて、プロレスのリンクに上がらせてもらった、ウレタンのマットが敷かれているので、慣れるまでは足下が安定しなかった。
迫力が出る様に、兎に角お二人には動き回ってもらい、技っぽいものをかけたりしてもらった。
リングでカメラを抱えた私も含め三人が、神聖なリングを走り回ったり、寝ころんだり、ロープで跳ね返ったりで、結構楽しく時間を過ごした。
その後、事務所でも、リングと同じ様なハイテンションで写真をセレクトした。
この公演は、４月２９日に大阪ABCホールで開催される。
楽しい写真が多かったので、スライドショーをやることも考えている。
「大阪プロレス」のリングで、桂春蝶VS茂山逸平＆足のみ参加の私。
いつも撮影の度に思うのだが、子供の写真を撮るのが一番難しいと。
その中でも、２歳児が特に難しい。０歳・１歳の赤ちゃんは、泣いていても、うまく接すれば直ぐに機嫌が一変する。
３歳にもなれば、周りの状況もつかめてくるので、写真を撮っている行為を理解して、こちらの撮影態度の情熱度で笑顔を得られることが出来る。
困ってしまうのが、この２歳児だ。兎に角、何のごまかしも出来ない。笑うなら笑う、泣くなら泣くのストレートで、途中の気分変換はまれにしかない。
それでも、子供の笑顔に勝るものはないので、何としても笑顔を撮りたい。
子供の撮影が終わった時、大人の撮影の時よりも、倍の汗をかいている。
そして、ご機嫌の悪い２歳児が笑った時は、必ず数倍の汗が体から吹き出ている。
きょうも、心地よい汗をいっぱいかいた。
そんな難しい撮影が、私は好きだ。
子供の笑顔に勝るものはない。
赤ちゃんタレント
上方の落語家、笑福亭小つるさんが、この秋に六代目笑福亭枝鶴（しかく）を襲名する。
きょうの撮影は、襲名披露用の写真撮影だった。
スタジオには３m四方で、直ぐにでも一席が出来る位の高座が組まれた。
照明は、オクタ・ドームをメインに決め、両サイドには補助光としてアンブレラを使用。
襲名披露用の撮影の後、顔の表情のみを撮りたかったので、特別にお願いして色んなポーズをとってもらった。
落語の一席を、独り占めして観ている様で、少し得した気分になった。
秋の襲名が待ち遠しい。
元女子プロテニス選手の、森上亜希子さん（ミキハウス所属）を撮影した。
森上亜希子さんは大阪の出身で、１９９８年にプロになった。一昨年に手術した左ひざの状態が思わしくなく、昨年の全日本選手権を最後に引退された。世界ランキングトップ５０位以内の選手で、日本女子を担う選手のお一人であった。
今回の撮影は、引退後のタレント活動用での宣材写真だ。
きょうが初めてお会いするのだが、気さくな明るい方で、撮影が楽しく出来た。
今後、ますますのご活躍をお祈りいたします。
２日午後１時４４分、元女子プロテニス選手 森上亜希子さん
撮影/森口ミツル
毎回、毎回、今年最後の仕事が続いている。
今日の、今年の最後はポートレート撮影。滋賀県のプロダクションが、数時間かけてやって来られた。
このプロダクションは、きょうが初めての撮影で、手探りしながら撮影が続いた。
年齢が６歳から１８歳までの若い人たちで、すぐにうち解け、撮影は楽しく最後は拍手で終えた。
今年最後の何何何は、もう少し続くが頑張らねば。
きょうの撮影は『食事のあとはとろりんちょ♪ 食後の梅酒でとろりんちょ♪』の、お馴染みのCMに出演されている女優の永田沙紀ちゃん。毎年一回か二回は宣材写真を撮りにこられる。
沙紀ちやんは、子役時代から活躍されている女優さんで、撮影の度に、美人になっている。
チョーヤ梅酒株式会社の、黒糖梅酒「とろりんちょ 家族編」「とろりんちょ一人編」は、一日に何度も流れているので、CMのメロディーが流れると嬉しくなってくる。声も、すごく可愛い。
これからも、益々活躍して頂きたい女優さんである。
きょうも綺麗でしたヨ。
では、ご唱和を『食事のあとはとろりんちょ♪ 食後の梅酒でとろりんちょ♪』
しばらく、耳から離れませんからネ〜〜〜。
最近、新しいカメラマンがアシスタントとして来てくれている。
数年前に、カメラアシストの会社から派遣された来た青年である。
彼は、写真をやり始めたばかりであったが、その誠実さと写真にかける意欲がすごかったので、しばらくアシスタントをお願いしていた。
昨年、アシスタントの会社を退社して、独立したと報告に来てくれた。
思ったように、立派なカメラマンとなって活躍している。
きょうは、プロダクションの稽古場での宣材写真の撮影で、私の撮影の後に、押さえの写真を担当してもらった。
数年もすれば、私の代役で撮影をお願い出来そうだ。
スタジオのアシスタントを卒業しても、写真業界に残れるのはほんの少ししかいない。そんな中でも、この不況なご時世での独立だから、何としても踏ん張って、素敵な写真を撮って欲しいと願わずにはいられない。
アシストカメラマン君 ２０日某プロダクションで
撮影カメラ=iPhone 撮影アプリ=Hipstamatic 撮影=森口ミツル
浪曲界の襲名披露公演は、平成１６年に京山福太郎が二代目京山幸枝若を襲名してから、５年ぶりである。
今回、襲名したのは、二代目天中軒月子が五代目天中軒雲月（うんげつ）を、今年の１０月３０日に、浅草公会堂で襲名披露公演をした。きょうが関西のお披露目であった。
国立文楽劇場では、毎年、師走浪曲名人会を開催しており、この公演の撮影が終わると年の瀬を感じる。
７５３席と補助席を合わせて約８００人近くの人が、師走のひとときを楽しんだ。（敬称略）
関西の劇団「関西芸術座」のスタジオ公演が、明日から本番を迎える。
今日はそのゲネプロの撮影だった。
関西芸術座は１９５７年創立の、老舗劇団である。
数多くの有名俳優が所属し、青少年対象の学校公演をはじめ、「全国演劇鑑賞会」「全国こどもおやこ劇場」などの舞台も上演している。
今回の公演は、作/ブライアン・クラーク、訳・演出/亀井賢二による『クレア・ハリソンの生命』。
交通事故で、首から下が完全に麻痺した女流彫刻家を、梅田千絵が好演。ベッドに横たわったままで、首から上だけの演技が素晴らしかった。
他に、ベテラン俳優陣の河東けい・松寺千恵美・角田裕、神宇知薫・田中恵理などが出演。
尊厳死をテーマにした、生きることを考えさせられる舞台だった。
公演は、１２月１日（火）から６日（日）まで、関西芸術座スタジオ。
「クレア・ハリソンの生命」
写真左より デイヴィッド・スコット（修練医）＝槻田哲也
クレア・ハリソン＝梅田千絵
写真左より ミルハウス判事=河東けい クレア・ハリソン=梅田千絵
一年ぶりに、私の好きな俳優である森田直幸さんが撮影にやって来た。
１９９１年生まれの１８歳の青年である。
連続ドラマ『女王の教室』のスペシャル版のいじめっ子役、宮内英二役を好演し、その後、多くのテレビドラマや映画で活躍中である。
最近の出演では、先日の２５日に放送された、テレビ朝日の『相棒』のSeason8第６話の公平 役。
２００８年の映画は『大阪ハムレット』の主演・久保行雄 役。『きみの友だち』の泉文彦 役。『その日のまえに』の川田タダシ 役。
そして今年の夏に公開された『色則ぜねれいしょん』の伊部 役などである。
毎回毎回、撮影がとても楽しみにで、今回も、また違った表情をたっぷり撮ることが出来た。
森田直幸、１８歳。
すごい俳優であり、また、素敵な青年である。
益々のご活躍を。
２９日午前１１時５９分 俳優/森田直幸 撮影/森口ミツル
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