昨年２月２８日の、能「自然居士」から始まった、大槻能楽堂自主公能企画公演「梅原猛 能を観る」シリーズの最終回が２７日午後２時から上演された。
最終回となる１５回目の能は紀州道成寺に伝わる、安珍・清姫伝説に取材した能楽作品「道成寺」シテ/武富康之先生だった。このシリーズは哲学者の梅原猛先生の企画で、毎回、能が上演される前に、能にまつわるお話を聞くことが出来る。
お体の調子を悪くされ、前回休演された梅原猛先生もお元気な姿を見せられた。
人気演目の「道成寺」だけあって、会場は超満員であった。
鐘入りのシーンは、いつ観ても圧巻である。
複数のカメラで同時にビデオを撮影した時は、マルチカム編集を行う。
編集には、それぞれの映像を同期しなくてはいけない。
撮影を始める前に、複数のカメラに同時に合図を入れておく。
そこで「カチンコ」が登場する。
「カチンコ」は、映画の撮影に使う道具で、監督が「スタート」といったらカメラが回り、つづいてカチンコ係が拍子木を鳴らし、画面から消えたらアクションが始まる。複数のカメラにこの「カチンコ」の音を記録しておき、編集のin点を決めるのだ。
これまではiphoneの「カチンコ」を使っていたが、きょうホンモノっぽい「カチンコ」が届いた。
これで、気分は映画監督っぽく。
マルチカム編集(Final Cut Pro)
カチンコ
どちらかと言うと、珈琲より紅茶党である。
まあ気分屋であるので、エスプレッソにはまれば、エスプレッソではあるが・・・・。
そして、今の気分は紅茶なのだ。それも「フルーツティー」にはまっている。
Melon,Grape,Peach,Apple,など、等、ets。
入れ方はいたって簡単で、沸騰したお湯にピトレを入れるだけである。
香りを楽しんで、味わう。
普通の紅茶と違うところは、香りを大いに楽しめることだろうか。
しばらくは、「フルーツティー」のマイブームがつづくであろう。
お風呂位は、のんびりと入りたいものだ。
私の入るお風呂の温度は、だいたい３８度から４０度位で、お湯の量もかなり少なめである。そんな訳で、少し長めに入浴する。
時間つぶしに、これまでも防水テレビを持ち込んだりしていたが、目が離せられないので結局のんびりとはいかなかった。
そこで、音楽ならもっとのんびり出来るだろうと、お風呂用スピーカーを持ち込むことにした。
iphoneを接続ジャックに繋げるだけの、いたって簡単なスピーカーだ。
選曲やボリューム調整は出来ないので、浴室に入る前にセットをしておく。
値段が値段だけに、長時間使用出来なかったり、いい音ではない。しかし、ちょっと聞くだけのスピーカーなので、結構重宝している。
注意としては、水が入らないようにキャップはしっかりと締めること。
1050円だったが、ネットだと千円を切る値段で購入出来る。
必ず、月に２〜３度は、食べに行く所がある。
鶴橋のお好み焼き「風月」本店だ。
食べ物の中でも「粉もん」であれば毎日のように、飽きずに食べることが出来る。
特に冬場だけ限定の、かき入りのお好み焼きが最高である。
前回につづき、きょうも、かき入りのお好み焼きにした。
関西は粉もんのお店が多いので、幸せである。
１月行く、２月逃げる、３月去ると言われるように、２月があっという間に終わってしまつた。
３月は春の訪れを告げるかのように、暖かい日からスタート。
暦が変わった。
文楽（卓上カレンダー）「昔恋娘八丈」（こいむすめむかしはちじょう）
番頭丈八＝桐竹紋寿 撮影＝森口ミツル
能 梅若玄祥（卓上カレンダー）
「熊野」（ゆや）
シテ＝梅若玄祥 撮影＝森口ミツル
能 大槻能楽堂（壁掛けカレンダー）
「隅田川」（すみだがわ）
シテ＝大槻文藏 子方＝武富晶太郎 撮影=森口ミツル
いい月でありますように。
大槻能楽堂の自主公演能で、哲学者、梅原猛「能を観る」シリーズの第１４回目（全１５回）が、２７日（土）午後２時から、大槻能楽堂で上演された。
今回は、観世流家元、観世清和先生による「山姥」だった。
上演前の梅原猛先生のお話は、梅原先生のお体の都合にて急遽、大阪大学文学研究科教授の天野文雄先生に変更になった。
「山姥」は、能の中でも難しい曲とされている。きょうは、「雪月花之舞（せつげっかのまい）」の小書きが付けられ、中之舞が挿入され、より優美な舞を観ることが出来た。
謡も心にしみ、家元の魅力をたっぷりと味わうことが出来た。
写真は「山姥」の杖（葉附鹿背杖）
２６日午後７時より、国立文楽劇場小ホールで「義太夫節に親しむ会」が上演された。
「絵本太閤記」
（えほんたいこうき）
妙心寺の段
大夫＝竹本相子大夫
三味線＝鶴澤清公
「卅三間堂棟由来」
（さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい）
平太郎住家より木遣り音頭の段
大夫＝豊竹希大夫
三味線＝鶴澤清馗
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